英会話レッスンをやっても、発音がうまくならないんですよね。
でも、外国人が周りに居なかったボクでも出来るようになりました。その解決方法とは?
日本語と英語の音の違いを理解する
これだけです!
日本語と英語の音の「何が違うのか」を理解した上で発音練習すれば、うまく出来るようになります!
では、日本語と英語の音の「何が違うのか」?
- 日本語の50音は、必ず子音と母音のペアになっている。ただし、「ん」は例外。
- 英語のアルファベット(a,b,c…)は、子音と母音のペアでなく、すべて個別の音。
どういうことなのか?
まず、日本語の50音を見てみましょう。
例えば、「カ」。
これをローマ字で表すと、Kという破裂する音にaという母音で成り立っているから「Ka」です。
もう一つ見てみましょう。
「ト」
これは、Tという破裂する音とoという母音がペアになっていて「To」となります。
このKとTそのものは破裂音なので、母音が伴いません。
では、日本語の「あいうえお」と同じ音は英語にあるのか?
同じじゃないんです。
日本語の「あ」に当たる英語の音は7つもあるんですよ。
ってことは、英単語の発音をカタカナであらわせないってことなんです。
というわけで、ボクも英単語の読み方をカタカナで書いたことはないんですよね。
英単語の読み方はカタカナで表せない。
では「あ」に相当する英語の母音を見ていきましょう。
- [ǽ] 日本語の「ア」と「エ」の中間の音です。
- [ʌ́] 口をあまり開けず、口の奥の方で詰まったような感じの音。はき出すように、短く「アッ」という。
- [ɑ] あくびをする時のように、指が縦に2本くらい入るくらい口を大きく開ける。のどの奥の方から「ア」と言うと、この音になる。
- [ɑ:] これは[ɑ]の音を伸ばせという意味です。のどの奥の方から「アー」。
- [ɑ:r] 口を大きく開けて「アー」と言った後に、口の先を丸め、舌の先を少し巻き上げると[r]の発音ができます。
- [ə:r] 口を少し開け、舌先を丸め唇と下に力を入れて「アー」と言う。
- [ə] 唇や舌に力を入れず、短く「ア」と言うと[ə]の発音になります。曖昧な音です。英語ではよく出てくる音なんです。
では、まとめです。
英語の音は、日本語の音とは異なる
- 日本語の音は、母音と子音がペアになっている。
- 英語の音は、母音と子音が別になっている。
- 日本語の「ア」に相当する英語の音は7つある。
これらの違いを理解した上で発音練習をすると、早く上達します。